登山時のバックパックによる背中の蒸れ対策に、面白そうなアイテムを見つけたので購入してみました。
登山の際の背中の蒸れ
荷物の入ったザックを長時間背負いながら歩く登山において、ザックと密着する背中の蒸れ対策は必須。
登山用として一般的に販売されているバックパックには大抵、背中に当たる部分に何かしらの対策が施されてたりします。
UL系バックパックの弱点
ただし中には全く対策されていない物もあり、特に昨今人気のUL(ウルトラライト)系のバックパックは顕著。
軽量化を優先的に考えられていいるため、背面側もバックパックのメイン素材のままなんていうのも多くあり、ある意味でUL系バックパックの弱点とも言えます。
先日購入したペデストリのバックパック”Whiplash”も背面側はメイン素材であるDCFのまま。
購入して3度ほど近場の低山に連れて行きましたが、短い時間の山行でもやはり汗の逃げ場がなく背中がじっとり。。。
”背中の蒸れ”というと真夏の背中びっちゃり不快感を思い浮かべる方も多いかと思いますが、冬は冬でとても厄介。
休憩でザックを降ろしたりすると、登りの時にかいた汗が冷たい風に当たってめっちゃくちゃ冷えるんです(泣)
背中の蒸れ対策グッズ
いくら速乾性のバカ高い超高性能ウエアを着用していたとしても、汗の逃げ場がなきゃ全く無意味。冬はもちろん、本格的な夏が来る前にどげんかせんといかん(古)ということで対策品サーチ。
もちろん第一候補として上がったのはPEDSTRIのザック購入した栃木のショップ”瓦奇岳”さんのイチオシである”VAUCLUSE”
店頭で何度も見てるし、私の動画でも店主・小島さんが推してくださいました。
性能的にも間違いないと思いますが、いかんせん価格がちょっと。。。(泣)
ただでさえPEDSTRIのバックパック購入で金欠だのに、さらに1万円近くの追い金は貧乏底辺サラリーマンの私の安月給では到底払えません。
せめてもう少し安い物ないものかとAmazonを徘徊していたところ見つけちゃいました。
こんなん堂 ”汗とおる君”
嘘みたいな名前のアイテムですがこれが背中の蒸れ対策に繋がるというのです笑
袋から取り出すとこんな感じ。サイズは24cm×43cm。
横から見るとこんな感じ。2枚のプレート間に1.5cmくらい隙間を作るように重なってます。
そうなんです。
お察しの通りこの”汗とおる君”、パックパックと背中の間に取り付けて強制的に隙間を作っちゃお、という製品でございます笑
素材は軟質酢酸ビニル。隙間をグッと押すと2枚のプレートがくっつくくらいの柔軟性のある素材。例えるとスーパーの買い物カゴみたいな感じかなぁ。
取り付け方
早速取り付けます。イメージはこんな感じで背面側に汗とおるくんを装着します。
にしてもペデストリのウィップラッシュに汗とおるくんのサイズ感めっちゃ良いやん笑
汗とおるくんの四隅には写真のような紐とコードストッパーが付いております。
この紐をショルダーベルトの付け根に巻いてコードストッパーで取り付けます。
とてもシンプルな構造。これをショルダーベルトの上下の付け根4箇所に施します。
ほいジャーン!取り付け完了。《Whiplash with 汗とおるくん》の完成です笑
実際に試してみた
近所の低山で軽くテストしてみました。ザック重量は5kg。
約2時間程度のショートコースをまわってきました。
真横から見るとしっかりと空間がある事がお分かりいただけるかと。
使ってみた感想
近所の低山ハイクコース2時間と4時間のコースを汗とおるくんを装着したWhiplashで歩いてみました。
思い切り冬のシーズンですので、そもそものダク汗による背中の不快感というのは発生しませんでしたが、冷たい風がスーっと抜けるのを体感。間違いなく背中の通気は感じられました!
また背負い心地に関しても思ったよりも違和感なくてびっくり。
柔軟性のある素材なので背中のカーブに沿って曲がり、猫背の私にもしっかりフィットしてくれます笑
まとめ
という事で効果や装着感はとても良い印象。
重さも100g程度でそれほど負荷にもならない点も素晴らしい。
今後つけっぱなしで本番の夏まで使ってみたいと思いますので、また追って長期レビューしていきたいと思います。
現段階でもあきらかに効果ありますので真夏は期待大でございます。
気になった方はぜひチェックしてみてください。
早く夏こないかな笑
ではまた。