今日も今日とて栃木百名山の旅、今回は栃木県北エリアの塩沢山。
国道121号線を北上し、鬼怒川温泉を抜けた先の五十里(いかり)ダム近くの一座です。
塩沢山概要
コース詳細
国道121号線沿いの登山口から入り、九十九折りを繰り返し尾根へ。
比較的緩やかに山頂へと続く尾根道は見晴らしも悪くなく気持ち良い道。
山頂からは高原山が見渡せる展望。復路は来た道を戻ります。
- 所要時間 3:04
- 距離 5.8km
- 累積標高 724m
駐車場
道の駅湯西川過ぎて国道121号線をさらに北上した独鈷沢ふれあい公園の駐車場(約20台)
塩沢山往復コース
国道沿いの登山口
8:30駐車場到着。
国道沿いとはいえ山深い所の駐車場には案の定、止まっている車はなく心細さMAXで準備を整える。
8:55 駐車場にてGPSウォッチのログ取りスタートさせ登山開始です。
駐車場から少しだけ国道を歩くと登山口の看板。
山深い場所ですが国道だけあって予想以上に車が通るので怖い笑
え、こんなところに入るの?ってところが登山口です笑
見えない登山道
スタートから山肌を九十九折で登ります。前日に雨が降ったようで少しウェッティ。
淡々と登り進めて行くと次第に落ち葉が濃くなり登山道を埋め尽くすほど笑
完全に見えない程ではないですが、道幅が細いので滑らないように気をつけて歩きました。
通り過ぎそな渡渉ポイント
次第に沢沿いの道を歩きます。
心地よい沢の音を聴きながら進んでいくと何やら手書きの道標。
沢を渡ると「遊ヶ水」とありました。
渡渉ポイントはぼーっとしてると見失いそうになるのでご注意を。
近くには世界一黄色い鐘とトンカチ
あの鐘を鳴らすのは誰?おれ。
落ち葉落ち葉落ち葉
渡渉後は緩やかな谷をジグザクに登るのですが、登山道が落ち葉で分かりにくい。。。
目を凝らすとうっすらと道になっているので集中して探しながら進むのですが、途中で外れて『あ、こっちか」みたいなのを繰り返します笑
矢印あれど道はドコ???笑
謎のポイント「一服ウチワ」
ようやく落ち葉ゾーンを抜け、尾根に合流と同時に謎の看板「一服ウチワ」…
ググったけど答え出ず。
一服ウチワからは急登の尾根を上るっぽいけど右にもルートがあって迷います。
右の道が比較的明確だったので右へ行きました。
結果として右の道は直登を回避するための巻道。
杉林の斜面をジグザグに登り再度尾根に合流することになりますので尾根直登でも大丈夫でした。
ネーミングが詩人「遊雪の君」
尾根との合流地点はちょっとしたピーク。その名も「遊雪の君」
なんでしょう、とても詩的な響きのピークであります笑
こちらもググったけどなんだかわからずです笑
「遊雪の君」にも幸せの黄色い鐘
あの鐘を鳴らすのは、他の誰でもないおれ。
遊雪の君から木々を通して見えるピーク。どうやら一度谷を下ってまた登り返す模様…
雪被る尾根歩き
遊雪の君から見えていたピークを登り切るとここからは山頂へと続く尾根歩き。
徐々に雪も濃くなり、キュっキュっと踏み締める感触が懐かしく気持ち良い。
この尾根歩きは両サイドの見晴らしも良くとても気持ち良い道。
傾斜も緩く比較的歩きやすい道なので、景色と雪を存分に楽しみながら進みました。
深いところでは足首くらいまで積もってました。
塩沢山山頂
山頂手前の傾斜はそれほどキツくないけど予想以上に雪深く、さらにノースパイクで挑んだので疲れましたがなんとか登頂。
木々に囲まれてはいますが、なだらかで奥に広い山頂。鹿3頭と遭遇。
一部伐採したのか、木々の間から高原山がよーく見えました。
もう少し暖かい日だったらのんびりコーヒーでも飲みたくなるような、そんな山頂です。
下山開始
少し休憩したところで下山開始。生憎曇ってきてしまいましたが、やはりこの尾根道は最高。
周辺の山々もすっかり冬模様。太陽が隠れると途端に冷え込みます。
復路は尾根を直進
遊雪の君からの下り。往路は九十九折の巻道で登りましたが復路は尾根筋を真っ直ぐ下りました。
スタートから約3時間で無事下山。
まとめ
塩沢山、途中まではうっそうとした地味な山でしたが、山頂に続く主尾根に出ると一変。とても気持ち良い山歩きができました。
ただ、日曜の山行ですれ違ったハイカーさんは山頂で1名、下山中に3名と少なく、山深い所ですのでクマが怖かったです。。。栃百はこの怖さとの戦いだと思ってます笑
また、私は寄りませんでしたが帰りはすぐ近くに”道の駅 湯川西”があり、足湯や日帰り温泉もあるようですので下山後も楽しめそうです。
YouTube
今回の山行の模様はYouTubeのサブチャンネル(こぱらじ)にUPしております。
登山道の雰囲気が少しでも伝わっていただけたら幸いです。
ではまた。