夏の終わりのお買い物
朝夕の涼しさが夏の終わりと秋の入り口を告げる9月の終わり。
季節の変わり目、という事で次期シーズンに向けてのウエアを中心にちょこちょことお買い物しました。と言ってもガッツリとした冬装備でなく、春先や秋口に着るウエアがメインになります。
夏でも冬でもない時期のウエア選びは中途半端で難しい…。という事で、登山4年生がいろいろと手探りしながら購入したアイテムを紹介させて頂きます。
1) 東京ベル / 森の鈴
嬉しい一見なんの変哲もないただの”クマ避けのベル”ですが、実はコレ消音機能付き。
山で野生動物との遭遇の危険性があるところでは通常のベル同様リンリンと鳴らしますが、登山道に向かうまでの道中だったりテント場や山小屋では鳴らしたくありません。
そんな時はベル上部に見える黒い棒の部分をグッと引っ張ってあげると「カチっ」と音がして音が鳴らなくなるんです。

カラビナで吊り下げたまま本体を引っ張るだけ
今まではいわゆる一般的な熊鈴を使っていましたが、やはり音を鳴らしたくないシーンの時は熊鈴自体を掌で握り込んだり、あるいは取り外してポケットやサコッシュにしまう事で音を鳴らさないようにしていました。

今まで使っていた熊鈴
また、音色に関してもこちらの『森の鈴』はお世辞抜きに良い音。ベル独特のサスティーンの効いた「リンリーーーーン♪」という直線状の音が、うっそうとした樹林帯に色を付けてくれます。

伸びやかなベルの音が心地良い
私はシルバーカラーを選択しましたがカラーバリエーションも何種類かあるのも嬉しいポイント。
という事で一つ目は地味だけど超絶便利な消音機能付きのクマ避けベル【東京ベル/森の鈴】
2)サヤマワークス / ダスティンホルダー
ガレージブランド、サヤマワークスの人気アイテム【ダスティンホルダー】は、ザックのショルダーベルトに取り付けるタイプのボトルホルダーです。

左胸のペットボトルを入れているのがダスティンホルダー
ダスティンホルダーはボトルの出入り口が大きく形取られている為、非常にボトルの出し入れがしやすい反面、前屈みになったりザックを降ろす際などにホルダーを傾けてしまうと「すぽっ」っと抜けてしまいます。

開口部が大きく開いている
そこで、ボトルを入れたら前述のゴムコードを引っ張り、ボトル先端に引っ掛けてあげる事でガッチリとボトルをホールドし、落下や横揺れを防いでくれます。

前面のゴムコードを先端に引っ掛ける
ザックへの取り付けも上部のフック&2本のベルクロ&下部のベルトの4箇所で固定する為、ショルダーベルトとも一体感があり”いかにも外付け”的な感じが無い。

ショルダーベルトにしっかり固定
ボトルだけでなくカメラや行動食など入れられたり、付属のゴムコードを使えばサングラスや折りたたみのトレッキングポールなんかも取り付けられる便利すぎるサヤマワークスのダスティンホルダー、おすすめです。

チップスターがシンデレラフィット笑 付属のゴムコードでサングラスも掛けられます
ご購入はこちら ➡︎ 【SAYAMA works】
3)マイルストーン / オリジナルキャップ MSC-016
山やインスタ界隈でお見かけするオシャレハイカーさんがよく被っている「短つばキャップ」に憧れてコチラのマイルストーンにたどり着きました。
シンプルながらも本体カラーとつば裏のカラーが違う2トーンカラーが目を惹くキャップ。つば先端にはワイヤーが組み込まれ、好みの形状に変形出来ます。

本体とツバ裏の色が違うのでとてもポップな印象になる
ツバ裏には“LIGHTING YOUR WAY”(マイルストーンのスローガンだそう)と刺繍されており、デザインのアクセントにもなってます。

しっかりとした盛り上がりのある刺繍
またコチラのモデル・MSC-016に関してはポリエステル100%で軽量&畳めばかなりコンパクト。

重量45gと軽量で長時間被っていても疲れません
ちなみに私、頭のサイズがかなり大きい方ですがコチラのMSC-016はマイルストーンのキャップの中でも大きめのサイズとのこと。こういった短つばのランニングキャップはサイズが小さめなモノが多い中、頭デカ人間代表の私でも被れるサイズも展開して頂けるはとても嬉しいです。
他モデルやカラーラインナップもあるのでお好みのものを選んでみてください。
4)ティートンブロス / アクシオライトフーディー
続いてトップス。夏の終わりのお買い物ですがコチラはティートンブロスの”春夏”ウエアになります。
サラッと着られるフーディーが欲しいなぁと探したところコチラに出会いました。非常に評判の良いティートンブロスのアクシオシリーズのフーディータイプで、ややルーズ目に着たかったのでワンサイズ上げてXLを選択。

177cm 72kg size XL
アクシオライトの特徴はウール 53%、ポリエステル 47%の混紡素材。ウールの持つ防臭効果や発熱効果、ポリエステルの速乾性を併せ持ちながら、軽量でストレッチ性もあり着心地抜群。

うっすらと透けてしまうくらい薄手ですが絶妙な温度調節をしてくれます
前面にはデザインのアクセントにもなるポケット、袖口にはサムホールも装備され至れり尽くせり。夏の終わりの日差しの強い日中で数時間のハイクをしてきましたが、フードも軽い日除けになってくれてとても便利。フワッと軽いので一日中かぶっていられます。

長袖は暑いかなぁ、と思うような日でも予想以上に涼しく着られる

あると便利なサムホールも完備。シェルを着る時に便利。
ジャストサイズで着ればベースレイヤーとして、オーバーサイズでミドルとして使えるティートンブロスのアクシオライトフーディー。あまりにも良すぎたので来季はTシャツも追加予定です。
5)ミレー / モンテローザパンツ ネオ
こちらはしっかりと中厚手の秋冬パンツになります。夏も終わるという事で、改めて自分のウエアを見返していたところ秋冬のパンツをあまり持っておらず、今年は1本という事でコチラを導入。
さすがのミレー、試着した瞬間に感動の履き心地。スリムフィットなシルエットながら全く窮屈感を感じないストレッチ性。足を思い切り伸ばしても素直に伸びてくれます。

窮屈感のまるで無い驚きのストレッチ性。
秋冬モデルの厚手のパンツには珍しくスリムでタイトなシルエットも美しく、山だけでなく街でも全く違和感なく履けるのも嬉しい。

足首に向かって締まっていく綺麗なテーパードが美しい

裏地はパイルで保温性が高く、汗の吸収にも優れている
ポケットは左右に1つずつと右のお尻に1つの計3箇所。全てのポケットにジッパーが設けられ、中身の落下を防ぐとともに外気の侵入を防ぎます。またポケットの内側は前面フリース地になっていて手を入れた瞬間にぽっかぽか。寒さにめっぽう弱い私にとっては至れり尽せり。

保温性抜群でがっつりした秋冬向けのパンツと言える
脅威のストレッチ性に加え立体裁断も施され、足捌きも抜群。ロゴも左足の裏に配置され、極めてシンプルなデザインもあらゆるトップスに合わせやすいです。
秋冬のパンツに悩んだら是非店頭で試着して頂きたいミレーのモンテローザパンツ ネオ、おすすめです。
6)山と道 / DW 5-Poket Pants
ラスト6点目はもはや説明不要なほど大人気な山と道のパンツ。
たまたま覗いた山と道の公式HPにてこちらのパンツの抽選販売を行うという事を知り、物は試しにという事で応募したら見事当選してしました。

177cm 72kg size L
山と道の5-Poket Pants全部で3種類あり各モデルには特徴があるのですが、こちらのDW 5-Poket Pantsはパンツを裏返すと縞模様のような細かい縦線が見えます。

独特の凹凸のある二重織り構造
この二重織り(Double Weave)の凸凹した裏地によって汗でパンツがペターっと張り付かず、肌にふれる部分を常にドライに保ってくれます。またデザイン面に関しても、表地の独特なしわ感や全体的にゆるっとしたルーズ感も絶妙で、大人気の理由も納得です。
先程のミレーのパンツほどのストレッチ性はないものの、足上げもとてもスムーズ。夏は汗でパンツが張り付くのがとても苦手なのでもっぱらショートパンツを履いてますが、ここまで肌離れが良いパンツであれば積極的に履いていきたいと思うパンツです。
– 夏の終わりのお買い物 – 動画
今回のお買い物紹介、YouTubeに動画UPしてます。
この記事の写真と併せて、動画でもイメージしていただけたら幸いです。
– 夏の終わりのお買い物 – まとめ
という事で今回は6点のお買い物品の紹介をさせて頂きました。
正直なところ、ガレージブランドのアイテムはご紹介するのは個人的には嫌(だって、買いたいと思っても売ってないんだもん…。)なのですが、今回のアイテムは比較的買いやすいかと思いましたので紹介させて頂きました。
各アイテム、まだ導入したばかりでガシガシ使ってはおらず、長期のレビューというのはまだ出来ませんが、今後使用していく上で気がついた点などがありましたら、またご報告させて頂きたいと思います。
それでは、また。